当プロジェクトの一年間の延長が決定しました!
正式決定後、1か月も経たないうちに日本の専門家たちはGEM-CCに派遣され、対象遺物をGEMに如何に安全かつ有効的に展示できるかを調査しました。
木材ラボでは、日本とエジプトの専門家が合同で対象遺物であるツタンカーメンの天蓋の展示方法を検討。3Dスキャンのデータをどのように活用できるかを話し合っています。専門家たちは展示シナリオに沿った提案を出すため、展示ギャラリーへ足を運び、展示ケースの設置状況や現場環境などを確認しました。今後、各遺物の考古学的な価値を担保しつつ、プロジェクトの成果も視覚化に見せながら来場者が最大限楽しめるものになることでしょう。
色々と難しい状況ではありますが、大変な時だからこそ、プロジェクトの関係者はGEM開館の日を思い描きながら開館に向けて日々地道な活動を続けています。