GEM-JCプロジェクトPRの一環として、小学生・保護者を対象に「大エジプト博物館から学ぶ古代エジプトーぬり絵で楽しむ古代エジプトの壁画」を7月10日にJICA地球ひろば(配信元)で開催いたしました。オンライン開催ということもあり、日本だけでなく、世界中から小学生たちが参加してくれました。
今回は3名の先生方に登壇いただきました。(敬称略、登壇順)
西坂 朗子氏
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト総括補佐
東日本国際大学 エジプト考古学研究所 客員教授
一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)研修事業部 管理・プロジェクト課
河合 望氏
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト(担当:診断分析 エジプト考古学・歴史検証)
金沢大学 新学術創成研究機構 教授
谷口 陽子氏
大エジプト博物館合同保存修復プロジェクト(GEM-JC)壁画保存修復部門担当
筑波大学 准教授
ワークショップでは、バブーン(マントヒヒ)と船の線画をみんなで一緒に塗りました。画面の前で小学生の皆さんが一生懸命塗っている姿を見て、先生たちはとても嬉しかったようです。また質問タイムでは、大人顔負けの質問が飛び交い、先生たちはとても驚いていました。今後も小学生・保護者向けにワークショップを開催していきますので、皆さんのまたのご参加をお待ちしております!
ワークショップの学びを生かして完成させていただいた、バブーンの塗り絵を参加いただいた皆さんから送っていただきました(希望者のみ)。思い思いに塗ってくれた作品を以下に掲載させていただきます。
皆さんに送っていただいた塗り絵について、先生たちから感想をいただきました。
西坂先生「古代エジプトの人たちが塗ると同じような色になりますが、小学生の皆さんが塗ると一つとして同じものがなく驚きました。こんなに沢山のカラフルで綺麗なバブーンが勢ぞろいすると思っていなかったので、とても楽しい体験でした。」
河合先生「みなさんカラフルで想像力たくましい作品を作っていただきました」
谷口先生「サルといえば茶色、というイメージが大きかったかもしれないですね。世界にはいろんな色のサルがいたんだなと想像してもらえたらうれしいです。今度、動物園でも観察してみましょう!サルのお尻が赤いのは世界共通なのかもしれませんね。みなさん、とても綺麗に描けましたね。」
<参加者からの塗り絵>
*下の名前のあいうえお順で掲載