ツタンカーメン王の最後の葬礼用ベッドをGEM-CCに移送後、紫外線(UV)および赤外線(IR)フィルターと光源を用いた遺物の撮像による調査が木材ラボチームによって開始されました。この撮影で、過去に遺物が修復されたかどうかが分かるだけでなく、遺物の色の判別にも役立ちます。
この撮影は通常、他の分析方法と併用して最適な修復計画を選択するために使用されます。葬礼用ベッドは大エジプト博物館合同保存修復プロジェクトの対象フォロー遺物の一つで、2018年4月22日にタハリール広場にあるエジプト考古学博物館から大エジプト博物館に移送されてきたばかりのものです。