Monthly Archives: October 2015


8月25日から31日まで日本から5名の講師を招聘し、大エジプト博物館保存修復センターにて無機物研修Ⅰ-金属資料の状態調査を行いました。 講師 及川 崇: 保存修復専門家 桐野 文良: 東京芸術大学大学院 美術研究科 文化財保存学専攻 保存科学研究領域 教授 藤澤 明: 帝京大学文化財研究所 講師 増渕 麻里耶:東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター アソシエイトフェロー 邊牟木 尚美:金属保存修復専門家 保存修復センターの各ラボから10名の研修員と5名のオブザーバーが参加しました。 保存修復研修では、単に修復技術を移転するだけではなく、ドキュメンテーションと状態調査、保存修復方針の決定、保存科学との協力体制、調査・修復報告書の作成といった保存修復活動全体に関わる人的・物理的システムの構築を目的とします。 本研修では金属資料の状態調査をテーマとしました。金属資料は、ひとたび発掘されると、大きく環境が変化し、腐食をはじめとする劣化が急激に進行することがあります。そこで本研修では、金属資料の状態を観察および自然科学的調査により評価し、保存修復処置に必要な情報を得ること、およびそのために必要な保存修復専門家と分析専門家が協力関係を構築することに主眼を置きました。 状態調査票作成を始め、写真撮影、各種観察法(光学顕微鏡、電子顕微鏡)、機器分析(蛍光X線分析、X線回折分析)に関して研修生が実践を通してこの理念を定着できるように実習を進めました。また、研修員にサンプルや必要な道具を配分し、3つグループに分け、各ドキュメンテーションを通して、全員交替で各機器分析をしました。

無機物研修Ⅰ-金属資料の状態調査を実施しました


8月17日から23日まで日本から3名の講師を招聘し、大エジプト博物館保存修復センターにて文化財の診断技術・分析法研修IIを行いました。 講師 桐野 文良:東京芸術大学大学院 美術研究科 文化財保存学専攻 保存科学研究領域 教授 藤澤 明:帝京大学文化財研究所 講師 増渕 麻里耶:東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター アソシエイトフェロー 保存修復センターの各ラボから10名の研修員と7名のオブザーバーが参加しました。 科学分析は、特定の物理的・化学的現象を利用しているため、得られる結果は現象に依存した限られた情報でしかありません。文化財の診断・分析を行う際は、目的に応じて複数の手法を選択し総合的に結果を考える必要があります。本研修は、文化財の診断技術・分析法を学び、単一の分析法だけに頼らず必要に応じて分析法を選択し、得られた結果を総合的に判断できる人材を育成することを目的としました。 文化財の診断・分析において、的確な診断・分析計画を立案できる人材を育成する一環として、観察だけでは明らかにできない事項について、研修員が必要に応じてX線透過撮影、蛍光X線分析(XRF)、X線回折法(XRD)の手法を使い、目的に合った的確な結果の取得が可能になることを今回研修の達成目標としました。 第二回目となる今回の研修では研修員の殆どがX線を取り扱うのが初めてで不慣れなところが多かったためX線機器取扱い安全の理念を定着させる必要がありました。 X線透過撮影の基礎・XRFの基礎と文化財への応用・XRDの基礎と文化財への応用などの講義を実施しました。その中、実習形式で研修員を二組に分けて実際にサンプルをXRF・XRDで分析し、それにより得たデータを解析しました。このように実習を進めることで研修生が実践を通してこの理念を定着させることを主眼としました。

文化財の診断技術・分析法研修IIを実施しました


في يوم الإثنين الموافق 17 أغسطس و حتى 23 أغسطس عقدت هيئة التعاون الدولي الياباني الدورة التدريبية الثانية في أساليب الفحص و التحليل في مركز الحفظ و الترميم التابع للمتحف المصري الكبير. حيث تم دعوة 3 محاضرين من اليابان كالتالي: –   الدكتور فومي يوشي كيرينو: أستاذ بجامعة طوكيو للفنون، قسم علم الترميم –   الدكتور أكيرا فوجيساوا: أستاذ بجامعة تيكيو، مؤسسة […]

تقرير عن الدورة التدريبية في فحص و تحاليل المعادن



Training course was held at the Grand Egyptian Museum Conservation Center (GEM-CC), Japan International Cooperation Agency (JICA) conducted the training course on Diagnostic and Analytical Techniques for Conservation (session II) from 17th – 23rd August by inviting 3 experts in this field from Japan as listed below: –       Dr. Fumiyoshi Kirino: Professor, Conservation Science, Department of Conservation, Graduate school of […]

Report on Diagnostic and Analytical Techniques for Conservation (session II)


2015年5月15日から5月28日にかけて日本で実施された「石材研修」の報告会が、2015年6月14日に大エジプト博物館保存修復センター(GEM-CC)にて開催されました。この石材研修は、GEM-CC において石造遺物の保存修復を担当している人材育成を目指しています。 「石材研修」には、GEM-CCからの5名の修復技術者(石材ラボから3名、重量物ラボから1名、スペシャルプロジェクトラボから1名)と1名の科学者(光学顕微鏡ラボから1名)が研修生として参加しました。研修は、主に早稲田大学創造理工学部(東京)と文化財保存活用研究所(大分)で行われました。前者では、石材の科学的なアプローチによる理解を進め、後者では日本における石材の修復技術を学びました。また研修期間中に、研修生は東京文化財研究所と東京国立博物館を訪問しました。また大分では野外に保存されている石造文化遺産の現場も見学しました。 報告会には、約25名のGEM-CCのスタッフが参加し、研修生の代表による石材研修の内容に関しての発表に耳を傾けました。さらに研修生が一人ひとり研修に関する印象を述べました。 研修生は、研修において学んだことを報告しました。そのなかで、X線による分析技術、特に文化財保存修復の分野における蛍光X線やX線回折分析の活用に関して理解できたことを印象深く語りました。さらに、今後GEM-CCの石造遺物の保存修復においてこれら技術を活用することにより大きな成果が得られると考えていました。 最後に、研修生たちは近日中にGEM-CCにて行われる第2回石材研修への参加の意思を述べ、報告会は終了しました。

「石材研修」に関する報告会


في يوم الأحد 14 يونيو 2015، عقدت في مركز ترميم و حفظ الأثار التابع للمتحف المصري الكبير محاضرة اشتملت على عرض توضيحي حول الدورة التدريبية الخاصة ب”الاحجار” و التي أقيمت في اليابان خلال الفترة من 15 إلى 28 مايو 2015 و التي كانت تهدف إلى تطوير القدرات الخاصة بالمرممين القائمين على ترميم و حفظ الأثار الحجرية الموجودة في مركز ترميم […]

عرض توضيحي عن الدورة التدريبية الخاصة ب”الأحجار”



On Sunday 14th June, 2015, a report presentation was held in GEM-CC about the training course of “Stone”, which was conducted in Japan during the period from 15th~ 28th May 2015 aiming to develop capacities to conserve and restore stone artifacts sustainably by utilizing the facility and equipment of the GEM-CC. The “Stone” training course was attended by 6 members […]

Report on “Stone” training course


10月18日から27日(金土除く)GEM-CCで木材研修が開かれます。 第一回木材研修(2014年2月本邦研修)では、木材保存修復者(岡田)と木材保存科学者(栗本・大山)との共同体制のもと、樹種同定の意義と技術移転とともに、木材遺物の保存修復に関する基本理念の理解と木材遺物の保存修復実践に不可欠となる木材の組織や特性に関する自然科学的理解を目的とした研修を行いました。第二回木材研修(2014年9月現地研修)では、第一回研修での木材の科学的理解をさらに深めるとともに、GEM-CC木材ラボ内で現在収蔵中の実物の木製遺物を対象としたドキュメンテーション作成やGEM-CCの既存設備であるFT-IRやXRDを用いた木材劣化診断を行うことで、研修で教示してきた木材の細胞学的理解や科学的特性の知識が実物の保存修復措置の際に如何に有益であるかの理解を促してきました。そして、第三回目木材研修では、第二回研修までに教示した木材科学の基礎知識と保存修復の基礎理念を基盤とし、GEM-CCに昨年末に新設された木材利活用データバンクに資するための樹種標本の標準プレパラート作成に関する技術移転を行うとともに、木材に生じる主要な損傷の一つである虫損に対する科学的診断および保存修復の実践に関する理念および材料や方法の選択に関する教授を目的に研修を行うことで、保存修復者と科学者の連携による保存修復実践の重要性の理解に努めてきました。フェーズ2における最終研修となる今回の第四回木材研修では、樹種同定の技術移転と木材の保存修復の発展的な研修を実践するとともに、四回にわたって行ってきた木材の保存修復に関する研修を集約し、本プロジェクトにおける木材研修を締めくくる予定です。 第四回木材研修の内容としては、前回同様に、樹種同定に関する技術移転と木材の保存修復研修の二本立てで研修を構成することとしました。

第4回木材研修


في السادس من شهر سبتمبر لعام 2015، قام 32 فرد من اعضاء الغرفة الصناعية التجارية اليابانية بزيارة مركز الحفظ والترميم التابع للمتحف المصري الكبير. في بداية الزيارة، قام السيد أوبا من السفارة اليابانية بالقاهرة بإلقاء خطاب افتتاحي عن التعاون بين الجايكا وبين كلِ من المتحف المصري الكبير ومركز ترميم الآثار التابع له. بعد الخطاب الافتتاحي الذي ألقاه السيد أوبا، قام […]

اعضاء الغرفة الصناعية التجارية اليابانية يزورون مركز الحفظ والترميم