大エジプト博物館への日本の支援活動


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大エジプト博物館への日本の支援活動

 日本は、エジプト文化省大エジプト博物館(通称GEM)最高執行部との協力の下、大エジプト博物館設立に向けて財政的支援及び技術的支援をしています。

財政的支援

国際協力機構(JICA)はエジプト文化省に対して、大エジプト博物館建設プロジェクト第3フェーズをまかなうための資金として、348億円(2011年1月現在で約4億米ドル)を低金利で融資します。この資金は、博物館本体の建設および展示内装デザイン、景観都市デザイン、情報通信技術の整備などに当てられます。プロジェクトの全体予算は5億5000万ドル、そのうちエジプト考古最高評議会から1億ドル、資金調達キャンペーンによって1億5000万ドルが集められます。

技術的支援

JICAは2008年4月、エジプト文化省との間で技術協力をすることに合意し、同年6月より、大エジプト博物館保存修復センターに対して技術協力を開始しました。

この技術協力プロジェクトは「大エジプト博物館保存修復センタープロジェクト」と呼ばれ、次の2つの活動を展開しています。

1.文化財データベース構築支援

JICAが設置したエジプト人によるプロジェクト・チームADD (Archeological Database Department: 考古学データベース部)が、既存のデータベースを再構築しながら、よりよいデータベース構築体制や手順を模索しています。

 2.保存修復家の育成

独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所と協力して、保存修復センターの保存修復家を対象に保存修復に関する各種の研修プログラムを日本とエジプトで実施しています。

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