大エジプト博物館とは?


This post is also available in: 英語 アラビア語

大エジプト博物館とは?

大エジプト博物館は現在、世界で最大の博物館プロジェクトのひとつです。世界的に古代エジプトへの関心が高い中、ギザのピラミッドから2kmのところにできるこの新たな文化施設の開館を世界中の人々が楽しみにしています。

物語は、新しい博物館を建設すると決まったときから始まりました。今あるエジプト考古学博物館の地下の倉庫にはまだ約3分の2の文化財が眠っています。しかし、施設が老朽化しており、カイロの中心地にあるため拡張することもできません。そこで新しい博物館をつくることになったのです。

古代エジプトの至宝を所蔵する新しい博物館の建設が、三大ピラミッドで有名なギザ台地の裾野で2015年の完成を目指して進められます。

GEMは、ピラミッドの幾何学を取り入れた現代的で斬新なデザインの建物です。内部にはツタンカーメン王コレクションをはじめとする人類の貴重な遺産を展示し、機能的にもこれまでエジプトの博物館には手薄だった、さまざまなビジターサービスの提供や研究施設を併設し、豊富な収蔵品を通じて古代エジプトの文化や技術を学ぶことができる展示・解説や、さらには児童や成人向けの教育施設、研究者向け施設、身体障害者の方にも優しい内装設計、ギザのピラミッドを一望できる庭園等が取り入れられる予定です。

独立行政法人・国際協力機構(JICAは、政府開発援助(ODA)の実施機関として、エジプトに対し、348億円(約4.5億ドル)の有償資金協力(円借款)を行い、GEMプロジェクトを支援しています。日本の協力は、特に博物館建設、展示や内装、建物のデザイン設計や情報コミュニケーション技術(ICT)の開発資金に当てられます。

This post is also available in: 英語 アラビア語